ハーブに対してスパイスというものは、どのような違いを持っているのでしょうか。ハーブの考え方としては、人間の生活に役立てることができる自生植物、というものがあります。
その条件で考えてみると、ナツメグやペッパー、クローブやシナモンなどのスパイスに関しても、ハーブということがいえるのではないでしょうか。これも、インドやマダガスカルや東南アジアでは立派に自生植物として人間の生活に役立てられています。
では、逆にスパイスという分類はどういったものなのでしょうか。これは、ヨーロッパ文化圏での習慣的な分類のされ方になります。スペインやポルトガルの船が、大航海時代に南国の植物を持ち帰ってきた際、それがスパイスと呼ばれるようになったのです。その結果、元々自国に自生していてハーブとして使われていた植物とは区別されるようになったのです。
つまり、元々スパイスもハーブという種類の中の、一つの区画に過ぎなかったということなのですね。